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"ただしく知ることでなくすことのできる被害者はわたしたちでなくそう"
性暴力に対抗する意志を表明するラバーバンド

WE STAND AGAINST SEX CRIMES.


※内閣府男女共同参画局HP「性犯罪・性暴力とは」より

【性犯罪・性暴力とは】

いつ、どこで、だれと、どのような性的な関係を持つかは、あなたが決めることができます。
望まない性的な行為は、性的な暴力にあたります。
性的な暴力は、年齢、性別にかかわらず起こります。
また、身近な人や夫婦・恋人の間でも起こります。



【家族、友人、知人が被害にあったとき】
大切な人が被害にあうと、家族や周囲の方もショックを受け、どのように対応してよいかわからなくなります。でも、みなさんは被害にあわれた方にとって、安心や信頼を与えることができる重要な方たちです。皆さんにできることがあります。

●「あなたは悪くない」と繰り返し伝えてください
被害者は、「私が悪かった」、「あのとき、気を付けていたら」、「あんな場所にいかなければ」等、自分を何度も責めたりします。「あなたは悪くない」、「あなたに落ち度も責任もない」と、繰り返し伝えてください。

●信じて話を聞いてください、気持ちを丁寧に聞き、そのまま受け止めてください

被害者の話は、あいまいだったり、つじつまが合わないと感じる場合もあります。それは、被害のショックで記憶がはっきりしない場合があるからです。また、周囲に心配をかけたくない、理解してもらえない等と思って、全て話せない場合もあります。 まずは、否定したり、疑ったり、無理に聞き出したりしようとせず、被害者の話に、丁寧に耳を傾けてください。

●あなた自身のこころとからだも気を配り、無理をしないでください

聞いたあなたもショックを受けて、つらくなったり、苦しくなることもあるかもしれません。
あなたも自分だけで抱え込まずに、性犯罪・性暴力被害者支援のためのワンストップ支援センター等に相談してください。

●身近な人に気を付けてほしいこと
身近な人の言動により、被害者がさらに傷つくことがあります。つぎのような言動に気を付けて、接してみてください。

●自分の動揺した気持ちをそのまま被害者にぶつけない
「なぜそんなことになったのか」「聞いているだけでつらい、イヤな気分になる」等

●被害者の話を疑ったり、否定したりしない
「そんなことありえない」「あの人がそんなことするはずがない」等


●被害者の落ち度を責めない
「あなたも悪かった」「あなたが不注意だった」「~しなければよかった」等

●被害を軽いものとして扱ったり、無理に忘れさせようとしない
「たいしたことない」「早く忘れてしまえばよい」等

●被害者の意思や気持ちを大切にせず、 よかれと思って一方的に助言したり・話を進めたりしない
「警察に相談すべき」「学校・仕事は辞めるべき」「~することにしたから」等

●安易に共感を示さない、励まさない、鼓舞しない
「あなたなら大丈夫」「絶対できる」「負けるな」「頑張れ」「あなたの気持ちわかるよ」等




"誰もが等しく尊厳を損なわれずに暮らせる社会へ"